こどもの矯正日記

症例だけでなく、小児矯正に関する情報を発信いたします

健全な永久歯列を目指して

当医院で行っている第一期治療は良い歯を並べるための環境づくりです。患者さんが主訴としている部分を中心に最終的にきれいな永久歯列の完成を目指し、最小限の介入で最大の効果を得られる様、適宜治療介入します。またこれには当然虫歯予防、歯肉炎の予防も含まれます。”健全な永久歯列”が患者さんにとっても私たちにとって共通のゴールと考えるからです。

厳密な診査のもとにお一人お一人のお口の検査を行い、診断し目的にかなった治療方法の中から、患者さんのライフスタイル、性格、家族関係等いろいろな事を考慮しながら永久歯列が完成するまで大事にさせて頂いています。

日々進化する医療です。様々な怪しい情報も流布する昨今ですが医療従事者としてそれらの情報をきちんと把握し、整理し、患者さんにとって一番必要で有益な情報を提供し、治療に役立てたいと思っております。

学会研修会参加で多々ご迷惑をおかけしますが、来年もどうぞよろしくお願い致します。

良いお年をお迎え下さい。

 

小児矯正 こども歯並び治療室

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メリー・クリスマス!!

クリスマスツリーの飾り付け、きれいに、たくさんして下さってありがう!!

とても素敵なツリーになりました。

メリークリスマス!!

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矯正装置

取り外しができるタイプの矯正装置にはお子さんにとっては利点が多く、当医院では幼稚園、小学生位のお子さんの治療の際には第一選択としています。

まず、歯磨きがしやすいです。痛くありません。また、装置をつけていても見た目に目立ちません。見た目にわかる様な大きな装置は就寝時のみ使用になるので日中は差し障りありません。などなど。

しかし取り外せるが故に、装置を決められた時間どおり使用してくれなかったり、舌で装置を弄び口の中でとったりはめたりをしていると治らないだけでなく装置が破損します。当医院では来院の度に歯列の横幅を測り、装置の効果が出ているか確認しています。使用時間と治り具合はぴったりと一致します。頑張って下さいね。また、矯正装置は正しい使い方をしていれば壊れる事はありません。歯並びを治してくれる大事な装置です、丁寧に取り扱って下さい。

 

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食後の歯磨きについて

 

 

食後すぐに歯をみがくと、あたかも歯が溶けてしまうというような報道が新聞やテレビで伝えられたため、多くのご家庭、保育園、幼稚園学校で歯磨きをいつすべきか、困ってしまっている様です。

これらの報道のもととなったのは、実験的に酸性炭酸飲料に歯の象牙質の試験片を90秒間浸した後、口の中にもどしてその後の歯みがき開始時間の違いによる酸の浸透を調べた論文で、むし歯とは異なる「酸蝕症」の実験による見解なのです。

実際の人の口の中では、歯の表面は上記の実験で用いられた象牙質ではなく酸に対する抵抗性がより高いエナメル質によって被われています。したがって、たとえ酸性飲料を飲んだとしても、エナメル質への酸の浸透は象牙質よりずっと少なく、さらに唾液が潤っている歯の表面は酸を中和する働きがあり、酸性飲料の頻繁な摂取がないかぎり、すぐには歯が溶けないように防御機能が働いています。つまり、一般的な食事ではこのような酸蝕症は起こりにくいと考えられます。

小児における歯みがきの目的は歯垢の除去、すなわち酸を産生する細菌を取り除くとともにその原料となる糖質を取り除くことです。歯みがきをしないままでいると、歯垢中の細菌によって糖質が分解され酸が産生されて、歯が溶けだす脱灰が始まります。このように、歯垢中の細菌がつくる酸が歯を脱灰してできるむし歯と、酸性の飲食物が直接歯を溶かす酸蝕症とは成り立ちが違うものなのです。

結論としては、通常の食事の時は早めに歯みがきをして歯垢とその中の細菌を取り除いて脱灰を防ぐことの方が重要です。

。上記は小児歯科学会からの報告です。当医院でも唾液検査を取り入れ虫歯予防に努めております。お口の中のphの変化と虫歯の成り立ちに関してはよく理解して歯磨き指導をさせて頂いております。食後すぐ虫歯の原因となる酸を出す元凶が歯につかないように歯磨きをする事は、お口の中を無駄に酸性(歯を溶かす環境)にしないためにも重要です。

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受け口の治療

受け口の早期治療に関しては原因によって治療後の予後が大きく異なるため、賛否両論あります。

機能的な問題で反対咬合になっている場合は、早期にさっと前歯のかみ合わせを改善するだけで良好な予後とその後の顎全体の正常な発育が得られます。しかし、遺伝的な要因が強い場合(身内に多くの受け口の人がいる場合)、小さい頃にいくらかみ合わせを治して思春期成長の頃に顎が大きく成長してしまって結局は再治療が必要になるといわれています。ですから小さい頃は何もせずに成人してから抜歯矯正と骨外科矯正を行ってきれいに治す方法を選択することが一般的に奨励されています。

しかし、身内に反対咬合の人がいても簡単に治る予後の良好な受け口のお子さんもいらっしゃいますし、逆に身内に反対咬合の人がいなくても下顎が過成長してしまうお子さんもいないわけではありません。

当医院では機能と形態の精密検査をしっかり行った上で、積極的に早期からの受け口の治療をしております。受け口特有の機能不全の改善は早期にすべきと考えるからです。たとえ将来受け口が再発する可能性があったとしても早期に前歯のかみ合わせの改善をし、健全な飲んだり食べたり、お話ししたりという機能を獲得しておくのとそうでないのとでは再治療にが必要になったときの重症度や治療の困難度も違ってきます。そして、多くの患者さん早期治療によって良好な予後を得ているのも事実です。お子さんのかみ合わせ、受け口かも?とご心配がありましたらまずはご相談下さい。

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睡眠時無呼吸症候群

 寝ている間に1時間に10秒以上の無呼吸が5回以上出現すると睡眠時無呼吸症候群と診断されます。一般的には小児にはなく、小児の場合1時間で一回でも無呼吸があった場合は早急に治療が必要といわれています。医師の診断があれば、軽度、中等度の睡眠時無呼吸症候群は保険で口腔内に入れる装置で治療が可能です。(装置は歯科医院で作ります)

 しかし、無呼吸に至らずとも上気道抵抗症候群という似た様な疾患があります。いわゆる”いびき”が出る方ですが、口に近い部分の気道、上気道が狭窄することにより”いびき”は出ます。息苦しいためによい眠りが得られず記憶の定着が妨げられたり、日中の集中力が低下したり、疲労感が残ったりと睡眠時無呼吸症候群と同じ様な自覚症状が出ます。原因としては耳鼻科疾患、口呼吸、上顎が小さい、舌の位置が不良などがあげられます。そうなんです!いつも良い歯並び作りのためにお話ししている鼻で息、舌は上顎がここでも関係してきます。

 小児期であれば上顎を拡大したり、上下の顎の関係を整える事でこの上気道の狭窄を根本的に改善する事が可能です。いびきがひどい、日中いつも眠そう、歯並びにも問題があるなど、気になる事がありましたらまずはご相談下さい。

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指しゃぶり

指しゃぶりが歯並びに及ぼす悪影響については最近では皆さんご存知の様です。

では、実際にはどのくらいの統計的なデータが出ているのかご紹介しましょう。

1歳半から5歳までの間に指しゃぶりのなかったお子さんで5歳児の時に歯並びが悪い子は35%です。

これに対して1歳半から5歳まで指しゃぶりが続いているお子さんは5歳児の時に66.7%が不正咬合になっています。特に出っ歯や開咬になる事が多いです。

指しゃぶりがなくても歯並びが悪い子もいます、ただこの数値を見ると指しゃぶりが歯列に悪影響を与えている事は確かな様です。3歳をすぎたら、何らかの指しゃぶり防止の対策をとる事をお勧めします。指しゃぶりをやめるためのいくつかの方法は歯科医院でご紹介したりご提供できますので気になる様でしたらご相談下さい。

 

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サリバテストの有用性

 サリバテストは唾液の性質やお口の中にいる虫歯の原因菌を知る事ができる、虫歯予防に欠かせない検査です。虫歯になってしまった歯を治療する際に、何故虫歯になってしまったのか原因を診断せずにただ虫歯の穴を削って詰めるだけでは次の虫歯を予防する事はできません。私たち歯科医の目標は健康なお口を作る事、お口の健康を患者さんに提供する事です。

 歯磨き指導だけでは多発するカリエスを予防できないと判断し、サリバテストを受けて頂き虫歯の原因が歯磨きの仕方以外にもたくさんある事がわかった患者さん。食生活の改善含め虫歯の原因菌を減らすためのプログラムを早速開始しました。検査のご説明後初の治療、お口の中を拝見すると。。。今まではなかなか改善できなかった磨き残しも全くなくなっています!虫歯菌を減らすためのプログラムの効果もあるとは思います。でも、何よりも何故今まで虫歯が多発してしまったのかその原因を理解してくださった事で日頃の生活習慣が変わった事が大きいと思います。このまま、治療と併行して虫歯のできにくい口腔環境をご一緒に作っていきたいと心から願っています。

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