こどもの矯正日記

症例だけでなく、小児矯正に関する情報を発信いたします

大きな永久歯

 最近のお子さんの永久歯は全体的に大きいです。若干大きめくらいなら顎の横幅を拡大する事で全ての永久歯をきれいに並べる事ができます。でも、あまりに永久歯が大きいときはいくら顎を拡大しても残念ながらきれいには並べられません。無理に顎の拡大をしても、小さい頃から頑張って長い期間矯正治療したのに結局抜歯して、ブラケットまでつけてという事になります。

 歯が大きくてガタボコの歯ならびになりそうだけど、上下の顎の位置関係や左右的な咬み合わせのズレがないときは基本的には第一期治療はお勧めしていません。いわゆる永久歯が全て生えるのを待って抜歯を含めた本格矯正の必要性をご説明します。適切な診査診断のもとに行う抜歯矯正は決して悪い選択肢でない事もご理解下さい。

 

小児矯正 こども歯並び治療室

このページの先頭へ

 

クリスマスツリーの飾り付けをお願いします

今年は倒れても安心の段ボールでできたクリスマスツリーをお子様用待合室スペースに置きました。

まだ、飾り付けはしていません!

シールや紙でできたオーナメントもご用意していますので、自由に貼ったり、吊るしたりしてクリスマスまでに賑やかなツリーに変身させて下さい。

P1060251.jpg

小児矯正 こども歯並び治療室

このページの先頭へ

 

ワニさんのアドバイス

 

P1060244_edited-1.jpg

お子様用の待ち合いスペースにワニさん鏡を設置しました。

良い歯並び作りのためには日頃の姿勢がとても大切です。背中は丸まっていませんか?遊んでいるときやふとした瞬間にお口を開けっ放しにしていませんか?子供達自身が自分の普段の様子を確認して、良い姿勢を心がけ、お口を閉じる生活習慣を身につけて欲しいなと思います。

お家の方に言われただけでは、なかなか直せなかったお子さんでも、鏡に映った自分の姿を見たとたん背筋がピンと伸びてお口をしっかり閉じたりしますよ。ご家庭でも試してみて下さい。

                                      P1060245.JPG

 

小児矯正 こども歯並び治療室

このページの先頭へ

 

おめでとう♡

当医院の受付の礒村が海外での挙式のためしばらくお休みをとります。いつもの受付がいない事で患者さんにはご迷惑をかけてしまうかもしれませんが、どうぞご理解の程よろしくお願い致します。

昨今は挙式や披露宴をしない人も増えているので、お式を挙げる旨を聞いたときはとても嬉しい気持ちになりました。人生の節目、節目のお祝いはやはり大切です。末永く、仲良くお幸せに。

素敵な花嫁姿の写真と、お土産話が楽しみです。

 

 

小児矯正 こども歯並び治療室

このページの先頭へ

 

ご家族のご協力に感謝

 歯並び治療が必要な多くの子供達は、口腔周囲筋に何らかの異常が認められる事が多いです。筋肉のバランスが悪いから歯並びが悪くなったのか、歯並びが悪いから筋肉のバランスがとれないのか原因究明の論争は尽きませんが、少なくとも歯並びを治す為に加えている力を邪魔する筋肉の力が働いていると私たちは治療を円滑に進める事はできません。

 上顎の劣成長による反対咬合で、しかもお鼻の下から上唇にかけての筋肉の過緊張がとても強い患者さん。矯正治療で上顎と上前歯を外(前)に向って動かしたいのに、口唇の力はそれらを内側(後ろ)に押し込む力となっています、少し難しいケースです。でも、装置の使用はもちろんですがご自宅でのMFTもしっかり頑張ってくれて、しかも上唇のマッサージを毎日、丁寧にお母様が行ってくれています。本日拝見したら、かちかちになっていた上唇の筋肉が柔らかくぐい〜んと伸びるようになってきました。担当DHとともにお母さんのご協力に感激しました。反対だった前歯の咬み合わせも切端にまで改善し、正常な被蓋関係まで後もう一歩。今日は装置の調整にも一段と気合いが入りました。

 矯正治療は、患者さん、ご家族、私たち歯科医療従事者とチームプレーだなとつくづく思います。ご家族のご理解とご協力には頭の下がる思いでいっぱいになります。いつもありがとうございます。

小児矯正 こども歯並び治療室

このページの先頭へ

 

成人のMFT

 当医院では口腔周囲筋の顎や歯列に与える影響力に着目し、小児期には歯並び治療と同様に口腔機能の改善も対応すべき問題として取り組んでいます。舌の位置や動きはもちろんですが、口腔周囲の筋肉、口唇や頬、咀嚼筋から頭頚部の筋肉も診ならがら診療しています。

 口腔周囲筋を見ながら診療する事は成人の方にも有益です。例えば、義歯の患者さん。お口周りの筋肉の不調和があるとなかなか義歯が安定しません。筋肉の不調和が原因で義歯が安定しない場合は、過緊張を起こしている部分をマッサージをしたりストレッチをしたりして左右のバランスをとる事で問題が解決される事もしばしばです。

 また、歯ぎしりや食いしばりが原因で顎がだるい、痛い、歯がどんどんすり減っていく、補綴物が壊れてしまう様な方にはMFTの基本動作”舌は上顎、歯は咬まない、鼻で息”を実践してもらい、さらに固くなった咬筋のマッサージや頭頚部のストレッチを行う事で症状が軽減する事もあります。

 そう、口腔筋機能の正常化が必要なのは子供達だけではないのです。歯科的な問題をより多く抱えている大人の患者さんの方が本当は必要なのかもしれません。

 

 

小児矯正 こども歯並び治療室

このページの先頭へ

 

成人矯正と小児矯正の相違点:抜歯について

 日頃から適切な時期に適切な介入をする事によって、なるべく永久歯の抜歯を避けたいと考えて小児矯正を行っています。

 顎の横幅が最も成長する時期は患者さんが思っているよりずっと早い時期です。上下顎ともに永久前歯が生え始めてから生え揃う前までが最も顎の横幅が大きく成長する時期です。犬歯が生える頃にはこの成長は止まってしまいます。

 ですから、小児矯正のスタート時期は生えている年齢よりも萌出している歯の状況を見て判断する方が確実です。HPの内容も治療開始時期に関しては変更させて頂きました。最近のお子さんは6歳臼歯より先に下顎前歯が萌出するため、治療開始時期が以前より早まっています。就学前だと保護者の方はご心配されます。しかし、適切な時期に顎の横幅を広げられると、治療の負担も少なく、予後も安定します。少なくとも前歯の叢生を改善するためには、前歯が生え始めてから、4本の歯が揃ってしまう前までがベストなタイミングとお考え下さい。

 これに対して成人で前歯部分に叢生がある患者さんには、非抜歯はお勧めしていません。なぜなら、顎の成長能はもうないので無理に歯を全部並べれば顎の骨の外に歯が飛び出してしまったり、必要以上に前歯を前方に突出させてしまうからです。

 矯正治療に関して、抜歯VS非抜歯と単純な論争に振り回される事なく、冷静にお口の健康を考えた時、どちらが有益かを慎重に判断し治療方針をご呈示しております。

小児矯正 こども歯並び治療室

このページの先頭へ

 

学校歯科検診

 

今年も学校歯科検診の時期になりました。

定期的に虫歯のチェックを受けているのに、虫歯を指摘されてしまう事があるかもしれません。

学校歯科検診では虫歯や歯科疾患を放置しないように、疑わしきは歯医者さんへの受診を勧めます。ですからう蝕と指摘されたとしても当医院で管理中であれば問題はありません。虫歯を削るばかりが歯科医師の仕事ではありません。可能な限りう蝕にならないように務め、初期う蝕は経過観察を丁寧に長く行って削らずに済む様、予防に務めるのも重要な役割りの一つです。

健康な歯、歯並びを守り育てる為に歯科医院を上手に利用して下さいね。

 

小児矯正 こども歯並び治療室

このページの先頭へ

 

O歳からはじめる良い歯並び作り

0歳児からはじめる良い歯並び作り、ワンポイントアドバイスです。

焦らずに、ゆっくりハイハイの期間を楽しみましょう

先日、一関で開催されたIFUNA(国際機能的顎矯正歯科学会)では若年者への取り組みの話題も多くありました。なかでも豊富な頭蓋骨の研究データと臨床研究から6歳未満の脳頭蓋底の発育のパターンが顎顔面形態にも大きく影響を及ぶしているという発表はちょっとショッキングでした。上顎は頭蓋骨に直接接していますので当然と言えば当然、下顎も上顎とかみ合う事で成長が促されるので影響を受けるのも当然です。

この講演をされたのはフランスの医師であり、矯正歯科医、小児矯正歯科医でもあるマリエ先生です。

質疑応答の中でマリエ先生は早く歩き始めてしまう事も正常な脳頭蓋骨の正常な成長を妨げ不正咬合を引き起こす原因となり得ると、最近の急ぎすぎる育児傾向に危ぶんでおられました。頭を支えるだけの十分な筋力がつく前に直立してしまったときの頭蓋骨底の発育傾向なども詳しく説明して下さいました。

親としては子供の成長する姿を見るのは喜ばしく、昔から"這えば立て、立てば歩け〜”といわれますが、どうやらゆっくりと成長を見守る事で子供達に本来備わっている健康な体を作る力は十分に発揮される様です。

 

小児矯正 こども歯並び治療室

このページの先頭へ

 

第一期治療の目的

 小児期からはじめる矯正治療、第一期治療をする事によって”大人の歯を抜かずにすむ”、”第一期治療だけで終わりにできる”と思われる方も多いかと思います。

 でも、当医院が第一期治療で目指しているのは永久歯列を理想的に並べるための環境づくりです。現在、歯並びを悪くしている原因をまず取り除き良い状態に改善し、将来歯並びに悪影響を及ぼすであろう要因を取り除き、きれいな永久歯列に導く事を目標として治療に当たっています。ですから、良い口腔環境が整った結果、抜歯に至らない、きれいな歯並びになる事は多いのですが、抜歯をせずに大人の歯を無理矢理全部並べたり、第二期治療をしない事を目標とはしていません。

 例えば、歯のサイズがあまりに大きければ、いくら顎を広げても並びきらず、口元が突出してしまったり奥の歯が生えて来ないというトラブルの原因にもあります。その際は永久歯が全て生え揃った時点で、抜歯を含めた第二期治療が必要性になります。

 なるべく大人の歯を抜かずに、第二期治療が必要にならないように治療をしたいと思っていますが、それだけに固執してしまうとかえってお口の健康を損なってしまう事もある、ということは患者さんにも念頭において頂きたいと思います。

 そして大事なのは永久歯が生える前からのお口の健康づくりです。お鼻で息はできていますか?食べる時、お口は閉じていますか?飲み込む時、奥歯は噛み合っていますか?一つでも当てはまらなければ不正咬合予備軍です。すぐに矯正治療をする必要はなくても健康なお口作りははじめた方が良いかもしれません。

 

小児矯正 こども歯並び治療室

このページの先頭へ

 

学びの秋

不正咬合は予防できる疾患なのか?

一生、追いかけたいテーマです。

永久歯が全て生え揃ってからはじめる矯正治療がいまだに主流を占めていますが、最近は不正咬合がひどくならないうちに早期治療(第一期治療)に取り組む歯科医院も増えました。それだけ社会的な関心やニーズも高くなっているのだと思います。

しかし、子供の頃からはじめる矯正治療の意義も問われています。

当医院では第一期治療を受けた子の弟さんや妹さんに歯並びの問題が現れると、こちらから指摘しなくても第一期治療を希望され治療開始になる事がほとんどです。当医院における第一期治療の意義は患者さんが誰よりも感じてくれているのかな、有難く思います。

その期待を裏切らないためにも、日々、先人の知恵を学びつつ新しい知識を取り入れ、また同じ志を持つ歯科医師、歯科衛生士達と情報を交換しより良い治療を提供できるように研鑽しております。

9月の成育歯科医療研究会大会、日本矯正歯科学会、10月IFUNA (国際顎機能矯正学会)、11月MFT(筋機能療法)研究会大会 他、研修会や研究会参加が続き、お休みをたくさん頂きご迷惑をおかけしました。ご理解に感謝しております。

ご家庭で実践できる不正咬合の予防のためのマメ知識、またご紹介しますので乞うご期待です!

小児矯正 こども歯並び治療室

このページの先頭へ

 

お子様の歯並びが気になったら、いつでもお気軽にご連絡下さい。


↓ 診療時間外はこちら ↓

相談フォームへ