こどもの矯正日記

症例だけでなく、小児矯正に関する情報を発信いたします

嬉しい事

 取り外し式の矯正装置は基本的には患者さん次第で治り方が異なってきます。ブラケットさえつければ、術者がコントロールできる本格矯正と違って時々歯がゆくなる事も。。。


 そんな中で、装置をしっかり使ってくれて効果が現れている患者さん。
実は上の真ん中の前歯が90度近くねじれた状態で生えています。向きを変えてもきれいに並ぶだけのスペースを作るためにまずは顎の横幅を拡大をしていました。準備ができたので同じ取り外し式の装置にお手製のワイヤーを組み込んで回転した歯の向きの改善を始めました。動きが今ひとつで心配でしたが今日は効果が現れていました。このまま順調に歯の向きの改善が出来れば第一期治療はひとまず終了になります。

 このように、取り外し式の装置と入っても歯の向きの微調整を行う事もあります。それによって以後の矯正治療が簡単になったりもしかしたら必要なくなる事だってあるかもしれないです。細かい調整をいれた歯が順調に動いているところを確認できれとても嬉しく思っています。

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歯の外傷

 大人の前歯をぶつけて、歯が欠けたり、ぐらぐらしたりしてしまうと気になる症状が数ヶ月後に出たりします。急に虫歯のように凍みてきたり、全く痛みなく歯の色が暗い感じになったり。。。


 症状が出てしまうと歯の神経の処置をしなければいけません。神経の処置をした歯の色はやはり少しくらい色合いになりますし歯質も弱くなります。何度か虫歯の治療をしていくうちに被せものが必要になる事もめずらしくありません。

 怪我なので予防は難しいとは思いますが、受傷後なるべく早く歯科医院にて処置を受け
しかるべき処置を受けた後は安静を保つ事が必要です。歯の安静というのはその歯を使って咬まない事、歯肉から出血がなければ歯牙の周りは丁寧に汚れは落としておく事です。汚いままだと二次感染の恐れもあります。せっかく生えてきた大人の歯、長持ちさせるようできるだけの事はしましょうね。

 

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12歳臼歯

 12歳臼歯が生え揃って永久歯列は完成となります。個人差がありますがだいたい12歳前後に6歳臼歯の後ろに生えてくる大きな奥歯が12歳臼歯です。

 12歳臼歯が生えてくる頃はもうお母様に仕上げ磨きをお願いできる年齢ではありません。自分の責任で守っていかなければいけません。小学生になってからは徐々に仕上げ磨きに頼らずに自分自身でしっかりお手入れが出来るように、検診時にはお子様一人一人にあった歯磨き指導をしております。そうして12歳臼歯の萌出に備えます。
 ご自身のお口に関心を持って頂けるように、お口を大切にする習慣をつけて頂けるように、そういうお話をしていく事も私たちが担っていかなければ行けない大事なお仕事と思っております。

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治療のタイミング

 小児期から始める矯正治療のメリットを最大限に出すためにはいつ何を改善するかがとても大切になります。成長に合わせて治療介入が出来る事が治療の成否を分けると行っても良いでしょう。

 顎の横幅を広げる治療、下顎の成長を促進させる治療もしくは上顎の成長を抑制する治療を優先するかなど、それぞれの治療に適した時期を逃さないように順番を決めていきます。小学生のうちに来院されたもののほとんどが永久歯になっている場合などは、成人と同じような治療方法しか選べない事もあります。ですから、歯並びがもしかしたらおかしいかも?と思った時点ですぐにご相談いただけると良いかと思います。その時まだ治療の必要のない場合は治療開始の大まかな目安をお伝えし、その上で定期検診にてタイミングをお知らせするようにしています。

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怖い舌癖

 舌癖による上下の前歯の間に隙間のある歯並び(開口)や舌の前歯が唇側に傾いているための反対咬合などの舌が歯に外力を加える事によって起こる不正咬合の方に多く見られる問題に歯根の短小化があげられます。

 骨の中に埋まっている部分の事なので気がつかれない事が多いかもしれません。が、歯の根が短いと咬む力は十分に発揮できませんし、また歯周病などに罹患した際はあっという間に抜け落ちてしまうという危険性もあります。また、適切な力で動かしていても矯正治療によってわずかながら歯根の吸収が起こる事を考えますと、歯並び治療も難しくなります。
 舌癖は除去が難しい上に百害あって一利無し。出来るだけ早期に発見して問題が起こる前に対処したいものです。

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咀嚼トレーニング

 言うまでもなく、歯の機能として第一にあげられるのは咀嚼する、食ベものを食べる、です。上手く食べるためには正常な形態が必要です。でも、発育の途中にあるお口は顎も歯の位置も不安定です。そういう時期に適切でない外からの力がかかると正常な形態への発育が妨げられます。ですから、つとめて良い咬み方をしてもらう、良い食べ方で食べてもらう、まず、機能を整える事で正常な形態を作っていくという逆転の発想が咀嚼トーレーニングです。矯正治療を前提として行っているトレーニングなのですが、歯並びが良くなくて、食べ方も気になる場合はご相談下さい。

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研修会

お休み明け早々の出張で申し訳ありません。

8月20日(土)は研修会のため不在になります。
クリニックは通常通り診療しております。緊急の際はまずはお電話をお願いします。

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矯正治療中の虫歯予防

 矯正治療中に虫歯になってしまうのでは?とご心配される方が少なくありません。ただでさえ歯磨きがちゃんと出来ないのに複雑な装置がついたらどうなってしまうのだろう?とお子様本人からも親御さんからもよく心配の声を聞きます。


 当医院では、虫歯予防に対しても徹底して取り組んでおります。カリエスリスクテストを矯正治療前に行い、リスクに応じた予防処置、歯磨き指導をしっかりと行っております。歯ブラシ、補助用具、フッ素製品なども必要なものは差し上げています。矯正治療中の虫歯の発症率の極めて低い事は自信を持って皆さんにお伝えできる当医院の特色の一つです。

 しかし、これにはカリエスリスクテストなど科学的な治療法を取り入れているだけではない、マンパワーの力があります。担当の衛生士が一人一人のお口を丁寧に見て歯磨きの方法をお話ししたり、生活習慣についてのアドヴァイスをしています。皆さんの担当になる衛生士達は自分のお口の中の事のように皆さんのお口をよく見ています。歯並びが良くなっていく様子も、歯磨きが上手になっていく様子も、です。皆さんにとっても、わたしにとっても心強い存在です。心配なこと、困っている事など、もしドクターには聞きにくいなぁ、と思うようでしたらまずは担当の衛生士にお声をかけてみるのも良いでしょう。きっと親身になって相談にのってくれますよ。

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診療開始です

 夏休みを一週間ほど頂き今日より診療しております。

矯正治療中の皆様、お休み中大きなトラブルがなかったようで何よりです。

 今日は、お休み明けですのでいつもに増して、装置の調整のお子様を多く拝見しました。
一言で申し上げると、皆、すごい!頑張っていますね。夏休み中は生活のリズムが乱れるため何かと心配になるのですが、装置と上手におつきあいしてくださっている様子。本当に嬉しいです。楽しむときは思いっきり楽しんで、上手く微調整し、また頑張って使う、このメリハリが皆さんとっても上手です!
 
 これからもご一緒に頑張って参りましょう。

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定期検診時の歯磨き指導

 お子様の定期検診の際にはいつも使っていらっしゃる歯ブラシをご持参して頂くようにしました。磨き残しがあるときはいつもの歯ブラシの状態が良いか、お口に合っているかなど拝見します。ご自宅でのケアあってのメインテナンスですのでご協力、お願いいたします。ご自身の歯ブラシで上手磨けるように衛生士が歯磨き指導に当たります。その後、フロッシング、PMTCを行うと歯はつるつるピカピカになります。気持ちいいですよ。

 フッ素塗布だけではなく、上記のような予防処置、また良い歯並び作りに関するお話などトータルでお口の健康を維持できるよう検診にてサポートしております。夏の検診がまだでしたらお盆休み明けは18日により通常診療いたします。お電話の上、是非お越し下さい。

 

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矯正治療のために抜歯が必要になる時

 矯正治療を成功させるためには抜歯が必要になる事もあります。


 永久歯が全て生え揃ってから、もしくは成人の方の矯正治療の場合は顎の幅や大きさそのものを変える事が出来ません。したがって現状に則して歯をどう並べていくかを検討していきます。もちろん、抜歯は出来るだけ避けられるように考えております。

 でも、狭い顎堤(歯が収まっている顎の骨)に無理矢理全部の歯を押し込んでいくとどうしても不具合が出てきます。上下の歯が出っ歯になってしまうという見た目のデメリットはもちろんですが、顎の骨のない部分に歯が飛び出してしまったり、歯と歯の間隔が狭すぎて血液の供給が上手くいかなかったり、などなど。そうすると全体のお口の健康という意味では歯を抜いて並べた時より悪い状態になってしまいます。

 抜歯も悪い事ばかりではありません。抜歯によって得られるものの方が多いと判断できる場合は是非ご検討下さいね。

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乳歯の虫歯予防の大切さ

 よい歯並びに作りに大切な事のひとつに乳歯を虫歯にしない事があげられます。


 乳歯の虫歯は比較的軽んじられますが将来の歯並びを左右するターニングポイントになり得ます。前歯と犬歯は乳歯より永久歯の方が著しく大きいですよね、ですから大人の前歯が生えてきた時、ちゃんと並びきるのかな?と不安になる事もあるでしょう。でも、乳臼歯は後続の永久歯より幅が広いです。この大きさの差と乳臼歯が脱落する頃までの顎の成長によって、きれいに歯が並ぶだけのスペースが通常は確保されます。ですから乳臼歯を早くに虫歯にしてしまって小さくなってしまったり、抜歯する事になったら永久歯のためのスペースがなくなってしまうことに!また歯の根の先が膿んで汚くなるとそこを避けるように永久歯は生えようとするので歯列内に収まらずとんでもない方向に向かって生えだす事もあるのです。

 乳歯のうちからよい歯並び作りは始まっています。よい歯並びのためには虫歯予防もとっても大切です。当医院では乳前歯が生えたらすぐ、乳臼歯が生える前からの検診やフッ素塗布をお勧めしております。

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生活習慣について

 歯を失ってほしくない、虫歯になってほしくない、歯並びもきれいになって欲しい、盛りだくさんの思いを抱えて日々診療しておりますと。。。ついつい口うるさくなります。

 歯磨き大丈夫?おやつ、飲み物選びは慎重に!頬杖していない?お口は閉じてね、舌の位置はどこにあるかな〜?噛み応えのあるものをよく噛んで食べてくださいね、などなど。恐らく何回も耳にした事があるでしょう。生活習慣について触れる事、しばしば。
 なぜなら、虫歯や歯周病は感染症であると同時に生活習慣病でもあるからです。また、歯並びも多くの場合、ちょっとした力の不均衡から悪くなっていきます。遺伝的要因、突発的要因もありますがそれを悪い方へ増長させないためにはやはり日頃の生活習慣を改めて頂く必要があります。
 どこまでご自身の生活に取り入れるかは患者様次第です。でも予防に関する知識を知っているのと知らないのでは大違い。お口の健康を維持するために出来ること、少しでも多くお伝えしたいと思っております。

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歯並びに影響する癖

 歯は舌と口腔周囲筋の力のバランスのとれた位置に本来並びます。ですから、舌の筋力も口腔周囲筋の筋力も正常であればきれいな歯並びになる確率はぐっと高まります。(遺伝的な不正咬合を除きます。)では、このバランスを崩してしまうものってどんな事が考えられるでしょうか?


 たくさんある歯並びに悪い影響を与える癖のうちの一つに口呼吸が挙げられます。
いつもお口をぽかんと開いてしまっていると出っ歯になったり、また奥歯で咬んでいても上下の前歯の間には隙間がしっかり閉じない噛み合わせになりやすくなります。
 鼻疾患がありお鼻で息が出来ない場合は耳鼻科で治療が必要です。しかし鼻呼吸できるのに鼻呼吸の習慣ができていずお口で息をしてしまっているタイプのお子さんにはMFTがおすすめです。これだけで出っ歯や咬めなくなった前歯の状態を治すのは難しく矯正治療も必要になりますが治療の効果をより早く出すためにも、また後戻り防止のためにも原因の除去は必要です。お口を開けてしまっている事から歯列が乱れたのであればまずその習慣を変えなければせっかく治してもまた同じ事が起こりえます。

 お口をぽかんといつも開けているようでしたら、歯並びチェックしてみてください。出っ歯になっていませんか?奥歯で噛んでいるのに前歯は咬めていない歯並びではありませんか?習癖の改善は小さいうちの方が効果か出やすいです、気をつけてみてあげてください。

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夏休みの過ごし方

 取り外し式の装置で咬合誘導をしている皆さんへ

夏休み中は生活のリズムがいつもと変わります。家で過ごしていると、食べ物や飲み物をついつい口にしたくなりますよね。学校に通っているときよりもお口に食べ物が入る回数は増えるかと思います。ちょっとお菓子をつまむのにも装置ははずさなければいけません。またその後は磨きをしないと装置は入れられないので、はずしたそままになってしまったりしてはいませんか?装置を外している時間が長くなればなる程、治りにくくなりますし、また装置が合わなくなったりもします。大丈夫ですか?
 一方、林間学校や、キャンプ、合宿などお友達と何泊かする時などは思い切って装置は自宅で保管しておく方が安全でしょう。心配せず楽しんできてください。帰ってきてはめた時に装置の状態が心配なようでしたら診せてください。調整します。
 装置と上手におつきあいして楽しく、でも治療も順調にすすむ良い夏休みにしましょう。

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予防について

 かつて、どのお子さんの口にも虫歯があり、それも多数歯の虫歯があった時代と比べると今のお子さんはずいぶん虫歯が減ったように思います。保護者の方もお子さんが小さいうちから虫歯予防に努めてくださっています。


 また、歯周病も年齢を重ねるとなってしまうと思われていた時代は歯周病の治療をしに歯科医院を訪れる人はほとんどいなかったと思います。歯が抜けるのも歳のせいと、思われていたようです。今は歯周病の治療のために歯科医院に患者様はいらっしゃいますし、なっていない人も予防のために通われる時代になっています。

 では、歯並びはどうでしょうか?虫歯や歯周病のように細菌感染が原因で発症する疾患とは異なり、不正咬合の原因は様々です。原因を一つに特定できる事はまずないと言っていいでしょう。ですから予防という概念を導入しにくいです。でも、授乳中の赤ちゃんの時から乳歯列期、生え変わりの時期、永久歯歯列が安定するまでなどなど、それぞれの時期に良い歯並び作りのために気をつけて頂きたいことはあります。そんなお話をお役立ち情報として少しでも発信できれば、と思いながら日々診療しています。虫歯予防とあわせてそういったお話も聞きたいというかた、大歓迎です。検診にてお待ちしております。
 

 

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舌小帯切除術

 舌の裏にあるスジが短いと舌足らずな話し方になったり、歯並びを悪くする原因になります。当医院では舌小帯の短いお子様については、半年間のトレーニングを目安としMFTという口腔周囲筋の訓練をして頂き舌の裏のスジをのばすよう努めます。それでも小帯の伸展が十分でなく、将来構音の改善が見込まれないと予想されたり、歯並びが悪くなると予想される場合は舌小帯の切除をお勧めしています。処置時間は30分程度です。


 舌小帯が短くても大きな問題のないお子様もいらっしゃいます。MFTを実施するかしないか、舌小帯切除まで必要かどうかいずれにしても診断が大切になります。
 お子様の舌、べーっと前に出して先が割れてハート形になっていたらまずは一度ご相談下さい。

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お子様の歯並びが気になったら、いつでもお気軽にご連絡下さい。


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