こどもの矯正日記

症例だけでなく、小児矯正に関する情報を発信いたします

歯性の反対咬合

 歯性の反対咬合とは上下の顎の位置の異常はないのに前歯の噛み合わせが反対になっている状態を言います。永久歯の生える位置がたまたま悪くてなってしまう事もありますが、下の前歯を舌が押してしまって上下の噛み合わせが逆になってしまっていることが多いです。


 歯性の反対咬合は舌癖を除去し、早期に噛み合わせを改善できれば後戻りの可能性も低く予後も良好です。しかし、そのまま放置しておくと反対の噛み合わせに合わせて顎の成長も促されるので成人してからの治療は骨格性の反対咬合の治療に準じる事になります。

 歯性の反対咬合は早ければ早いほど簡単に治ると言っても過言ではありません。気になったらまずはご相談を。

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拡大床

 顎が小さくて歯が並ばず叢生になってしまいそうな場合、顎の幅を広げる治療をする事が多いです。何か口腔周囲筋の力のバランスが悪くて顎の幅が成長せず小さいままの場合は大変有効な治療法です。


 顎を広げる、というと顔が大きくなってしまうのですか?とよくご質問を受けます。その方自身の持っている骨格に合わせて理想的な大きさまで広げるので骨格を飛び越えて顔が大きくなる事はありません。また、咬合高径といって噛み合わせの高さも適切になるので顎のラインはすっきりとした美人(美男子)顔になるので心配は無用です。

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いびきにご用心

睡眠時無呼吸症候群という病気をご存知でしょうか?文字通り睡眠中に呼吸をしなくなってしまう病気ですが、肥満で気道が塞がれている方、扁桃腺が腫れていて塞がっている方、噛み合わせが悪く顎が後ろに下がってしまっている方などにおこりやすいという事です。


寝ている時一時間に10回以上も無呼吸になったり、60~90秒間息が止まったままという事もあるそうです。当然睡眠は浅くなりますし、その間酸素が供給されませんから体に負荷がかかり疲労感が残り日中の収集力も低下します。

この睡眠時無呼吸症候群ですが、いびきが一つの目安になります。いびきは気道が狭くなって呼吸が妨げられるためにおこります。お子様の場合は"無呼吸症候群予備軍"で呼吸が完全に止まってしまう事はないらしいのですが、完全に止まらずとも脳への酸素供給が減るので脳細胞が不可逆的にダメージを受けるという怖い研究データもあるそうです。お子様でいびきがひどいような場合は耳鼻科で扁桃腺の腫れの有無や気道の閉塞がないかの確認をしてもらうと良いでしょう。また、下顎の発育が悪いお子様は舌が後方に下がって気道を塞いでしまう事が多くあります。噛み合わせが原因であれば歯科で対応できます。お子様の寝息はかわいいですがいびきにはご用心です。

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拡大床装置

 叢生に関しては大人の前歯が生えてきた時点で将来の歯並びはだいたい予想がつきます。統計的にも高い確率で自然治癒が望めないというデータが出ている事、またお子様のお顔立ちや顎のラインからも判断できます。


 成長発育の力を利用しながら治療を進められると身体的なご負担は少ないので、顎が小さくて歯が並びきらないような場合は拡大装置を使って顎の幅の改善を試みる事をお勧めしています。始める時期によって後戻りのしやすさにも差が出てきます。永久歯がどんどん生えている時期、つまり顎の幅が大きくなる時期はこの時に合わせて拡大をする事で無理なく十分な歯を並べるための土台ができます。

 お一人お一人、成長のスピードは異なりますし持っている元々の成長するであろう大きさも異なるので並びそうないな、と思ったら精密検査をお勧めします。まずはご相談からお気軽にどうぞ。

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 保定の大切さ

 ブラケットをつけた本格矯正治療が終了し、ブラケットを除去した後しっかりとしたよい噛み合わせに安定するまでは保定をします。矯正治療をした期間と同じ位の長さ、もしくは噛み合わせが安定する20歳前後までは必要と期間については様々な考えがありますが少なくとも全くしないという訳にはいきません。ブラケットを除去した直後は特に不安定なのでしっかりと保定をしないとすぐに歯は動き出します。その動きは後戻りの場合もあれば悪習癖による新たな不正咬合の発生でもあったりします。


 ブラケットを外すと開放感から何もつけない状態を満喫してしまいがちですが、せっかく治した歯並びです。歯は一生涯を通じて動くものですが、とくにブラケットを外した直後は気をつけてください。

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前歯部叢生の自然治癒率

 前歯の乳歯が永久歯に生え変わる頃はお家の方が仕上げ磨きをしてくださる事が多いので、比較的早期に前歯の叢生の発見は可能です。


 前歯の叢生がそのまま定着してしまう確率は上顎では約85%,下顎では約65%と報告されています。つまり自然治癒率は極めて低く上顎で15%,下顎で35%程度という事になります。ですから、ご相談を受けた際には何もしないできれいに並ぶ可能性は低い事をご説明します。すぐに拡大などの第一期治療をするかどうかは患者様の選択です。

 成長発育の余力があればあるほど歯を並べるためにの便宜抜歯を避けられる可能性が高くなる一方で、永久歯列の完成までのお時間が長くなるので、治療期間の長期化という問題が出てきます。どちらを優先するかは患者様おひとりおひとりの価値観によっても違ってくるかと思います。また、症状によっては選択できない事もあるので、いずれにしても歯並びで気になる事ございましたらお気軽にご相談下さい。

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 無料矯正相談

 歯科検診の時期のためか矯正相談が多いこの頃。。。


 当医院では矯正治療のご相談については診療時間内であればいつでも無料で行っております。お顔立ちとお口の視診のみですので大まかなお話にはなります。ご参考にして頂きたいのは当医院での矯正治療に対する考え方や診療の流れなどです。

 歯並び治療は身体的にも時間的にも経済的にも負担の大きい治療になります。長いおつきあいにもなりますし双方の治療への価値観であったりゴールが一致していないと難しいです。相性というのも正直あるかと思います。

 当医院では無料相談にお越しいただいた後、もう一度ご自宅でお話し合いをされるようにお勧めしております。精密検査など費用が発生する処置に関しては後日ご予約を取って頂き、精さらにコンサルテーションを行い治療方針がはっきりしてから治療開始としています。

 ご本人の意志の確認であったり、ご家族の了解であったり、治療方針に対してであったり、何か一つでも不安があるとなかなか最後まで頑張り通すのが難しくなるので念には念を入れてお話を進めております。なるべく、患者様の疑問やご不安は解消できるように努めております。わかりにくい事など、どうぞご遠慮なくお尋ねください。

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指しゃぶり

 歯並びを悪くする癖の一つとして指しゃぶりが挙げられます。指しゃぶりをずっとしていると上顎前突(出っ歯)や開口、顎偏位などを引き起こすので基本的には"やめさせましょう"と指導を受けると思います。


 ただし、指しゃぶりの統計的データとしては乳児期には70〜90%の子ども達に発現し、幼児期では20〜45%の子ども達に認められると報告されています。小さなお子様に指しゃぶりがあってもそんなにおかしくはないんですよ。
 指しゃぶりの自然消失時期は3歳6ヶ月までに80%、6歳までにはほとんど消失すると報告されています。ですから、少し気持ちにゆとりを持って見守る事も大切です。

 少なくとも5歳くらいまでにやめる事が出来れば歯並びへの影響も歯槽部に限局しているのでそれ程心配ありません。それまでにどうしても気になる場合は指しゃぶり防止装置を併用する事も可能ですし、指しゃぶりによって出っ歯気味になったり、開口気味になる場合もありますが低年齢なら第一期治療で十分リカバリーできるかと思います。

 子育て中のお母さんには心配な事がたくさんあるかと思います。お母様とお子様に少しでもご負担を少なくできるよう、でも大切な情報はお伝えしたいなと思っております。お一人お一人、症状、年齢や性格によっても有効なアドバイスが異なるかと思います。気になるようでしたら一度ご相談にいらしてください。

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お子様の歯並びが気になったら、いつでもお気軽にご連絡下さい。


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