こどもの矯正日記

症例だけでなく、小児矯正に関する情報を発信いたします

大学病院との提携

矯正治療を始める際の精密検査で歯の数の確認もします。顎の骨の中に埋まったままで出てこない歯があったり、過剰な歯があった場合は外科処置が必要になります。当医院では難しいと判断した場合は提携先の大学病院の先生にお願いしております。


先日、上顎の真ん中に過剰歯があり、大学病院で抜歯して来ていただいた患者様の術後一週間を拝見しました。信頼している先生にお願いしておりましたのでそれほど心配はしていませんでしたが、まだお小さい患者様の事です、お顔を拝見するまではやはり心配でした。が、術中、不安がないように鎮静をしていただき、術後もとてもきれいで流石!と思わずにはいられませんでした。

外科処置などで大学病院などをご紹介する場合もありますが、ご心配はなさらずに。より安全でよりよい治療を受けて頂くための判断です。

小児矯正 こども歯並び治療室

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土台から

 小児期から始める矯正治療のご説明をする際に、咬合誘導について誤解のないように、でも必要性を理解して頂くにはどうしたら良いかと悩みの種でした。


 咬合誘導だけで何とかなってしまうと誤解されても困りますし、また意味のないものと思われて時機を逸してしまうのも残念な事だからです。(咬合誘導だけで済んでしまうお子様もいらっしゃるので期待されるのも当然かと思いますが。。。)

 咬合誘導による顎の位置の是正や拡大は家作りで言えば基礎工事のようなものでしょうか?歯を並べるために必要な歯槽堤という土台の部分を上下左右的にも前後的にも整える事によってその後の一本一本の歯をきれいに並べる事が可能になります。ですから、咬合誘導なしには安定した歯並び治療はできないし、本格矯正無しには一本一本の歯をきれいに並べる事は難しいとご理解いただけるといいな、と思います。

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不正咬合の予防

 遺伝的な要素の大きな不正咬合の予防は難しいのですが、多くの不正咬合は小さい頃の些細な習慣や一本の歯の位置異常からおこる事が多いです。


 一つ一つの小さな異常が重なり合う事によってお口全体の噛み合わせの異常につながっていきます。小さなお子様のお口を拝見する機会のある私たちは注意深く見せて頂く事によって、不正咬合の発現率を抑制できないかと考えております。

 うつぶせ寝、指しゃぶり、片側咬み、軟食、流し込み食べ、頬杖、口呼吸などなど、挙げればきりがないのですが小さいお子様のお口にはこういった日常の動作に影響されやすいです。

 定期検診などで将来の歯並びに不安があるようなときは、そういった癖の為害性をお話しし改善をお願いします。それでも検診の都度悪くなるようでしたら、MFTや咬合誘導について適正な時期に始める事をお勧めします。本格矯正の時期まで待って矯正治療を受ける事も可能です。ですが、早期に適切な対応が出来れば抜歯をさけられるかもしれない、ブラケットをつけないで済むかもしれない可能性があります。早期介入によって必ずしもそれが実現できる訳ではないのでなかなか難しいところではありますが。。。でも、不正咬合が予防できる可能性がある事は患者さんにはお伝えすべきと思っております。

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当医院でのMFT

 先日、小児歯科研究会で当医院で実施しているMFTにお話しさせていただく機会を頂戴しました。MFTは患者さんにとっても担当する衛生士にとっても、負担が大きく実施する価値のある治療法とわかっていてもなかなか取り組むのは難しいところがあるようです。

 でも、なるべく楽しめるように行っている様子や患者さんと指導に当たる衛生士達との信頼関係の高さ、MFTの効果も写真をしっかり撮って記録に残す事で整合性も得られ患者さんの励みにもなると、評価をいただきました。患者様、衛生士達の頑張りに感謝です。

 MFTは舌小帯異常、それにともなう構音障害、舌癖の改善に有効です。また、お口周りの筋肉の正常化をする事によってきれいな歯並び作りにも一役買います。
ちょっと馴染みのない治療ですがご興味のある方はお気軽にご相談下さい。

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舌のチェック

 お子様の定期検診では虫歯のチェックはもちろんですが歯磨きの状態、歯肉の状態、舌の状態なども拝見しております。

 いつも下の前歯に舌が当たっていたり上下の歯と歯の間に挟む癖はありませんか?またしゃべる時、食べる時舌がよく見えるしゃべり方や食べ方をしてはいませんか?舌の位置異常があるかもしれません。舌の位置が悪いとは並びにも悪い影響を及ぼします。
 その他に舌の裏にあるスジの問題で歯並びが悪くなったり言葉がはっきりしない事あります。言葉に関しては5歳半くらいまでには全ての音が相手に聞き取れるように構音できるようになります。5歳を過ぎてもおしゃべりはよくするのに、サ行、カ行、ラ行など特定の音がはっきりしないなと思われるときはお気軽にご相談下さい。舌が原因でしたら歯科医院で対応可能です。

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矯正治療のための精密検査

 当医院ではご相談に関しては無料で行っております。その際は当医院での治療方針や一般的な矯正治療の流れと矯正装置についてお話をさせて頂きます。その後精密検査をしてから診断し治療計画をお話しします。矯正装置に関しては可能な限りご希望に添えるように数種類の装置をご紹介できるように考えております。


 さて、当医院精密検査のひとつにカリエスリスクテストがあります。これは虫歯になりやすいお口かどうかを危険度を判定する検査です。この数値が高い場合ブラケットをつけての治療歯難しい場合があります。矯正治療中はとても歯磨きがしにくく虫歯菌が増えやすい環境になります。期間的にも長くその状態が続くので注意が必要です。"歯並びは治ったけど虫歯だらけ"にならないためにも細心の注意を払って治療をさせて頂いています。お家の方へご協力をお願いする事もあるかと思いますがよろしくお願いいたします。

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背が伸びるとき

子供達の成長はどんなことであれ、嬉しい事、歓迎すべき事です。ましてやすくすくと背が伸びる様子は我が子の成長を見守る親にとってはこの上ない喜びです。


ところが受け口の治療をしていると、この背の延びる時期がとても憂鬱になってしまう事が時々あります。下顎の成長パターンは手足の骨の成長パターンと同じタイプなので身長が伸びる時期に下顎も前下方にむかって成長します。そう、受け口の度合いが大きくなるのです。
身長の伸びを注意深く観察しながら背が高くなりつつあるなと思ったらより一層注意を促します。将来的に顎の骨をきって小さくする外科処置を望まない患者様には下顎の成長を抑制する装置を夜間使用してもらい、身長の伸びが診られる時期は特にしっかりと毎晩使用して頂くようになります。

なるべく、精神的肉体的ご負担はかけたくないのですがこの時期にしか出来ない治療なのでご理解いただきがんばって欲しいなと思います。その一方で外科処置もけっして悪くはありません。選択肢はあるのでいろいろとご相談下さい。お子様のために一番良い治療法を見つけましょう。

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