こどもの矯正日記

症例だけでなく、小児矯正に関する情報を発信いたします

良いお年を

今年も残すところ数日となりました。

今年一年いろいろな形で患者様とのご縁ができ、学会、勉強会、研修会を通して志を同じく持つ先生方や衛生士の方々とのご縁もでき、非常に充実した1年でした。ありがとうございます。

来年もより良い咬合誘導、矯正治療を目指し精進いたします。また不正咬合だけでなく、むし歯、歯周病など身近な口腔の疾患が未病で済むように少しでもお役にたてるよう情報も発信し続けたいと思います。今後ともよろしくお願いいたします。

明日29日よりお休みをいただきます。年始は5日より診療を始めます。

どうぞ皆様、良いお年をお迎えください。

小児矯正 こども歯並び治療室

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食事の時に気をつけたいこと

 週末はクリスマスのご馳走を楽しんだご家庭も多かったのではないでしょうか?

おいしいお食事をより美味しく召し上がっていただくために、いつまでもよい歯でいていただきたいです。

 歯の役割の一つとしてすぐに思い浮かぶのは食べ物を食べるための道具としての役割です。食べることと歯はきっても切れない関係にあります。裏を返せば食べ方も歯に関係してくるのです。ご家庭で是非お食事の際の様子をチェックしてみてください。

ただしい姿勢で、

お口に中のものが見えないように、

良く噛んで、

ゆっくりとお食事召し上がれていますか?

 お口周りの筋肉を左右均等に前後的にもバランスの取れた位置でただしく使うことによって筋肉もバランスよく、顎の形もバランスよく発達します。お口を閉じて咀嚼することは食べ方はマナーの問題だけでなく食べ物を舌に集め嚥下するというお口の中の筋肉の発達を促します。良く噛むことにより刺激が筋肉や骨に伝わり丈夫な筋肉や骨を作ります。早食いをしてしまうと一つ一つの動作がいい加減になされ、ときには飲み物で流し込むことになったりして大切な発育に関わる刺激を十分に得られなくなってしまいます。

 当たり前のことかもしれませんが、どうぞ再度ご確認してみてください。おやっ?と思われたら悪い癖として習慣化しないうちに声かけをして差し上げて下さい。

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生活習慣

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左 初診時:反対咬合で舌が歯を押しているのが見えます 

右 4ヶ月後:装置で反対咬合は改善しました。舌癖は残っています。

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左 6ヶ月後: 舌癖の改善の兆し  

右 治療開始時より2年経過、現在: 永久歯への交換が順調にすすんでいます。

ご家族に受け口の方がいらしたので、骨格性の反対咬合が疑われご相談を受けた患者様です。精密検査をすると、検査の時点では骨格な反対咬合の傾向はなく上顎の発育不全と、舌癖による下の前歯の押し出しが主な原因で反対咬合になっていることが分かり加療開始しました。

 上顎の拡大を拡大床を使用し、舌癖の改善はMFTを行い現在はMFTのみで永久歯列への健全な交換を試みています。装置は動的治療6か月と保定6か月で約1年使用しました。MFTは現在も引き続きしています。お口周りの筋肉は直接、歯の動きに関係しますし、骨の形まで変えていきます。成長発育に必要な筋肉の力を利用しし、いらない力を排除する、そうしながら本来歯があるべきところへ並ぶようにお手伝いをする、理想的な咬合誘導がこちら患者様はできています。歯並びに悪い舌癖や態癖、生活習慣の改善は実は装置を使った治療より効果があるのかもしれません。

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時間の無駄のないように

  011.JPG 昨年8月  007.JPG 今年3月

 DSC_0097.JPG  今年11月

 お写真の患者様は昨年8月から上顎拡大装置床にて咬合誘導を始めました。今年3月に上顎をリンガルアーチに換え、5月には上顎拡大用のリンガル装置、下顎にもリンガルアーチをセットしました。8月に下顎も拡大用のリンガル装置をセットし11月の時点では6歳臼歯までは全ての歯が生えそろい叢生もかなりほどけています。

 第二大臼歯は未、もしくは半萌出です。第二大臼歯までをきれいに並べて矯正治療は終了したいので第二大臼歯にブラケットがつけられる時期までは経過観察になりました。患者様と相談の上、取り外し式のものよりはリンガル(裏からの固定式の装置)の方が苦痛でないとのことでしたのでこのままリンガルを使用しながら第二大臼歯にブラケットがつけられる程度まで萌出するのを待ち、ブラケットでの治療期間はできるだけ短くする予定です。

 小児期から咬合誘導で歯並びを治す最大のデメリットは治療期間の長さです。なるべくご負担を減らしつつ、するべき治療はさせていただきたく日々奮闘しています。是非最後までご一緒に頑張りましょう!

 

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温故知新

 先週17日(金曜日)、高橋矯正研究会の特別講演にて東京医科歯科大学の森山 啓司教授のお話しを伺ってまいりました。矯正治療の歴史から今後の展望までを拝聴し改めて矯正治療の奥深さを考えさせられました。また反対咬合の外科処置について、最新のシュミレーション画像を含めて分かり易くご講義いただき大変勉強になりました。日頃より、咬合誘導だけでは審美性や機能の回復には限界のある反対咬合のケースなどには外科処置は有効と考えておりましたので大変参考になりました。

 ご列席の先生方がまた素晴らしく、臨床経験抱負な気さくな先生方ばかりでしたのでたくさんの臨床的ヒントをいただいてまいりました。

 日進月歩の歯科医学界ですが、医療というのは新しいものだけに偏ってもいかがなものかという面が多々あります。知識と技術と経験と、偉大な諸先輩方を前にたくさん学べる!と心強く感じた研修会でありました。

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新しい本

 お口と食べ物はきっても切れない関係にありますよね。お口の状態によって美味しくお食事が頂けるか否かになるように、食べ物によってもよいお口になるか否かがあります。

 特に小児期からの食事はお口の機能を発達させ、それにより顎やは並びなど形態にも影響を及ぼすものとして注目されています。小児歯科学会でも非常にホットなトピックとなっています。

 歯科医の立場から考える食育についての食育指導教本を購入して参りましたので折々ご紹介いたします。非常に読みやすいご本なので待合室にも置いておきます。ご興味のある方はぜひご覧ください。

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新しい装置

 反対咬合のなかには舌の位置が適切でないために、下の前歯が前方に押し出されて結果として咬み合わせが逆になっているケースが少なくありません。本来は歯だけの問題でも、そのまま成長してしまうと顎の問題にもなってしまい治療が困難になります。また、骨格的な反対咬合の場合でも舌の位置が悪いとより重篤な反対咬合になる可能性があります。

 こういったことが予想される場合、舌の位置の改善にMFTや取り外し式の舌挙上装置を使用します。装置に関しては従来の取り外し式のものしか当医院では取り入れていなかったのですが、固定式の舌挙上装置を先日の学会で見せていただき大変参考になりました。緊急性がある場合や取り外し式では使用して頂けない場合は当医院でもお勧めしたいと思います。

 学会、勉強会などの参加に際してはお休みをいただきご迷惑をおかけしますが日進月歩の歯科医学界です。よりよい治療法を皆様にご提供できるよう研鑽したく思っております。よろしくお願いします。

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新しい歯科材料

 虫歯になりかけた歯を削らずに健康な状態で保つこと、神経ぎりぎりにまで達した虫歯も神経を保存すること、歯の寿命を考えるとできるだけこうした方法をとりたいというのが歯科医師としての本音です。

 当医院でも、そう心がけて治療をしていますが虫歯になりかけた歯を健康な状態で維持していくには簡単ではありません。人並み以上にブラッシングを頑張り続けないとすぐに虫歯になってしまう状態が続くのはご負担が大きく、途中で耐えきれずに虫歯になってしまったということも少なくありません。何かいい方法はないかと常日頃考えていたのですが、皆思うところは同じ、必要は発明の母とはよく言ったものです。新しい歯科材料の研究が着々と進んでいるようです。まだ製品化されていませんが研究レベルで好成績をあげているので今後楽しみです。

 また、歯の神経を保存するのにもよいであろうといわれている歯科材料の研究と臨床報告もありました。

 歯を守るために臨床家も研究者も同じ目標に向かっていることを再確認できた学会でした。

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ご応募ありがとうございました!

 先日、院内新聞のモデルさんを募集しましたところ早速ご応募がありとても嬉しくお写真をお預かりしました。本日から12月、早速掲載させていただきます。引き続きモデルさんは募集しております。ふるってご応募ください。

 

~お知らせ~

 明日2日より3日まで福島県で開催される小児歯科学会へ参加いたします。非常に興味深い内容が盛りだくさんの学会なのでお役にたちそうな情報は、後日こちらでもご紹介いたしますね。

 クリニックは平常通り診療しておりますが矯正担当の私は不在となります。緊急の際はとりあえずお電話ください。ご迷惑おかけしますがよろしくお願いします。

 

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