こどもの矯正日記
症例だけでなく、小児矯正に関する情報を発信いたします
つぼみが花開くように
日々、矯正相談の患者様とお話しさせていただいておりますが、矯正治療は患者様のお口の状態だけでなく担当する先生の考え方によって治療方針がかなり異なるので患者様も混乱してしまっているように感じます。特に叢生(乱ぐい歯、八重歯)の治療スタートに関しての違いは大きく患者様からの質問が絶えません。
大きく分けて1、乳歯列もしくは永久歯の前歯が生えてすぐから(幼稚園~小学校低学年)
2、歯のはえかわりの時期の後期(小学校中~高学年)
3、永久歯が全て生え揃ってから(成人)
の3通りの考え方があります。
当医院では、上下のかみ合わせのずれを伴う叢生、顎の成長を妨げる歯がある場合の叢生に関してはご相談後なるべく早めに治療を開始するようにお勧めします。ただし治療終了までの期間が長くなってしまうので途中経過観察といってお休みの時期をとるようにしています。
顎の位置のずれがない場合の叢生では、比較的ぎりぎりのタイミングまで待って治療を開始することで患者様のご負担を減らせるようにしています。永久歯がどんどん生えてくる時期に適切に治療介入すると必要最小限の介入で最大限の効果が期待できます。
永久歯が全て生え揃ってからの矯正治療は患者様からの強い希望がない限り当医院ではあまりお勧めはしていません。どうしても永久歯の抜歯を伴う本格矯正になることが多いからです。
適切な時期に適切な治療介入することによってつぼみが花開くように顎の成長が促され、歯がきれいに並べられるように、を目標に日々取り組んでおります。
次々に咲き誇っていくバラと芍薬、きれいな大人の歯が生えそろっていくのも同じように感動的です。
家族会議のすすめ << 前のブログ記事 | 次のブログ記事 >> 清涼飲料水








